「カメラ向ける行為もあきまへん!」 大阪で「盗撮」規制の改正条例施行

盗撮の規制範囲を広げた大阪府の改正迷惑防止条例が4月20日に施行され、盗撮目的でカメラを人に向ける行為も処罰されるようになったらしい。
(※画像はイメージです)

産経ニュースによると、盗撮の規制範囲を広げた大阪府の改正迷惑防止条例が2017年4月20日より施行されたらしい。

従来は駅や電車、バスなどしか規制されていなかったが、学校や事務所などにも拡大。盗撮目的でカメラを設置したり人に向けたりする「前段行為」も処罰できるようになった。警察庁によると、前段行為を規制する条例はすでに全国16都府県(2016年6月時点)で施行されていて、大阪もようやく追従した形。

改正条例では盗撮の規制場所として、従来の「公共の場所・乗り物」に「不特定または多数の人が出入りし、利用する場所・乗り物」が加えられた。具体的には学校や塾の教室、会社の事務所、タクシーなどを想定。罰則も「6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金」から「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」に強化された。

さらに、公衆浴場や公衆トイレなどでの盗撮目的で、カメラやスマートフォンを設置したり、人に向けたりする前段行為も新たに禁じた。罰則は「6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金」。大阪府警の担当者は「単純にカメラを向けただけでは処罰対象にならない。警察官の確認や目撃証言など現場の状況を総合的に判断する」と説明している。

大阪府警によると、条例改正の背景には後を絶たない盗撮被害があるという。大阪府警が条例違反で摘発した件数は2012年は136件だったが、2016年は205件にまで増えた。

大阪府警府民安全対策課の担当者は「スマートフォンが普及し、カメラの小型化や高性能化も進んでいる。機材も安く簡単に手に入るようになり、被害が増えているのではないか。取り締まりを強化し、抑止につなげたい」と強調しているとのこと。

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